義肢・装具のご紹介
INTRODUCTION
腰椎装具
※こちらに掲載している製品は、装着者にあわせて義肢装具士の方が製作・適合確認し、必要な場合、修正・加工してご使用いただく製品の一例です。ご検討の際は、義肢装具士の方までご相談ください。
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軟性
一般的にコルセット(軟性コルセット)と呼ばれるものです。
さまざまな腰椎の疾患に使用されています。軟部組織(骨ではない部分)に圧迫を加え、腹圧を高めて脊柱運動を制限します。
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硬性、ウィリアム型、フレクション型、ナイト型
腰部の屈曲、伸展、側屈、回旋、前彎などを制限する目的のための装具です。
「硬性」…プラスチックで型採りされたタイプで軽量、固定力にも優れ、着脱が容易な工夫がされたもの。
「ウィリアム型」…金属フレームまたはプラスチックフレームでつくられた固定力の強いもの。側方の支柱には継手が付いており、後方の金属枠フレームは可動するようになっています。前方の腹部前当てを締めつけると後方のフレームが前方に引き寄せられ腰仙椎を屈曲位に矯正し、伸展は制限されます。
「フレクション型」…胸骨や恥骨のパッドをフレームで連結した3点支持タイプ。側方支柱にクレンザック継手が付いており、バネによって腰仙椎の屈曲方向に矯正が働き、伸展を制限します。
「ナイト型」…後部を金属で前部は軟性素材でつくられたタイプ