義肢・装具のご紹介
INTRODUCTION
装具
※こちらに掲載している製品は、装着者にあわせて義肢装具士の方が製作・適合確認し、必要な場合、修正・加工してご使用いただく製品の一例です。ご検討の際は、義肢装具士の方までご相談ください。
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軟性サポーター(伸展)
軟性は、伸縮性のある生地など、軟性素材でつくられた装具です。
アルミステイなどが挿入されており、手首を伸展位に保ちます。
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各種継ぎ手
上肢装具には、主にコンパクトな肘継ぎ手が用いられます。アルミ軽合金製や鉄製がります。
フリー式、伸展制限付き、ダイヤルロック角度調節式、二軸式などがあります。
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両側支柱付き
【肘装具】とは、肘関節の変形を予防したり、矯正、また機能的な体勢の保持・固定などを目的とした装具です。
両側支柱付きとは、肘関節の固定や保持をするために、両側に支柱を用いています。
肘関節の拘縮や筋力低下、肘関節の不安定症などに対して使用されます。肘用の継手は、自由に動くもの、固定になっているもの、角度調節ができるものなどがあります。 -
上腕ファンクショナルブレース
上腕骨の骨折の後などに使用されます。
プラスチック等で周囲から軟部組織を圧迫することによって、骨折部を固定する装具です。
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テニス肘用バンド
バンドやストラップで圧迫することにより、テニス肘を緩和します。
○手関節伸展筋などを圧迫して、外側上顆部へ負担を軽減します。
軟性素材だけのもの、プラスチックなども利用したものがあります。
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肩甲骨(けんこうこつ)保持装具
肩甲骨の不安定な症状のための装具です。
肩こりや胸郭出口症候群、ルースショルダー、頸肩腕症候群、外傷性頸部症候群、片麻痺肩などに使用されます。
軟性材料で製作され、生活動作の制限を感じにくくできています。
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肩外転装具〈ゼロポジション型〉
肩関節をゼロポジションといわれる位置に保持するための装具です。
肩の腱板断裂や肩関節の手術後などに使用されます。経過をみながら肩関節や肘関節の角度を調節できるよう工夫されています。
※ゼロポジションとは、肩を拳上した時の位置をいいます。ゼロポジションになると、上腕骨への外旋や内旋といった回旋の力が加わりません。
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肩外転装具〈エアプレーン型〉
肩の関節を、外転位(外側)に保持することができる装具です。
肩関節の外転の角度や肘関節の角度も自由に調節できるよう工夫されています。
肩関節の手術後などに使用されます。
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肩外転装具〈全域可動型〉
肩と肘の関節をすべての方向に動かせ、どのポジションでも固定できます。
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腕つり
骨折時の腕つりに使用したり、片麻痺での肩関節の良肢位を保持します。
また肩関節の脱臼や、肩鎖関節(けんさかんせつ)の脱臼の際に固定するために使用されるものもあります。
○ストラップを用いて上腕を肩関節の方へ引き上げて固定したり、適正位置に保持したりするように工夫されています。