義肢・装具のご紹介

INTRODUCTION

装具

※こちらに掲載している製品は、装着者にあわせて義肢装具士の方が製作・適合確認し、必要な場合、修正・加工してご使用いただく製品の一例です。ご検討の際は、義肢装具士の方までご相談ください。

  • 【矯正用】X脚用

    X脚(外反膝)の矯正に用いられる装具です。
    外側に金属の支柱を使い、内側から膝当てによる3点支持により矯正します。
  • 【ペルテス病用】ポーゴスチック型

    股関節を外転30度、軽度内旋位に保持します。
    大腿ソケットは坐骨支持式になっており、また膝のロックを外すと座ることができます。
  • 【矯正用】O脚用

    O脚(内反膝)の矯正に用いられる装具です。
    内側に金属支柱を使い、外側から膝当てによる3点支持により矯正します。
    幼児用のものもあります。
  • 【ペルテス病用】トライラテラル型

    坐骨を支えることにより股関節を免荷(負担をかけないように)し、軽度外転位に保持します。
    装具内側の支柱に靴が取り付けられており、上下にスライドする構造になっています。
    また、膝のロックを外すと座ることができます。
  • 軟性

    【股装具】とは、股関節の固定・屈曲・伸展・内外転などの動きをコントロールする装具です。
    腰椎部から大腿部までの構造になっています。
    軟性は、骨盤と大腿部を柔らかい素材で覆ってあります。
    プラスチックの芯材が入っているものや、継ぎ手を使用して角度調節できるものなどがあります。
    軟性は、フィット感があり、軽くできています。

  • 硬性

    骨盤と大腿部をプラスチックのシェルなどで覆い、適正保持や伸展屈曲の調節ができる装具です。
    金属フレームや支柱を使用して工夫されているものがあります。
    さまざまな股関節疾患の手術後やリハビリに使用されます。


  • 先天性股脱用

    乳幼児の先天性股関節脱臼などの治療に使用される装具です。
    ランゲ型、バチェラー型、ローレンツ型、リーメンビューゲル型、フォンローゼン型などがあります。
  • ミルウォーキー型、アンダーアーム型

    脊柱の変形および回旋の治療を目的とした装具です。
    3点支持の原理によって脊柱の側わんを適正保持するための装具です。
    骨盤ガードル、頭部を支持するネックリング、前後の支柱、胸椎や腰椎のパッドなどから組み立てられています(ミルウォーキー型)。
    前後に支柱のないタイプ(アンダーアーム型)がボストンタイプと呼ばれ、他に腋下パッドを取り付けたタイプもあります。
  • 硬性および金属枠

    【仙腸装具】とは、仙腸関節および恥骨結合の安定を目的とした装具です。
    骨盤部を全体的に包み込み、骨盤を固定する装具です。仙腸関節のさまざまな症例に使用されます。
    プラスチックでつくられたもの(硬性)と、金属枠と軟性素材を組み合わせてつくられたものがあります。
  • 軟性

    骨盤から胸までのコルセットです。
    一般的に軟性コルセットと呼ばれるもののひとつで、軟部組織に圧迫を加えて腹圧を高め、脊柱運動を制限します。