義肢・装具のご紹介

INTRODUCTION

装具

※こちらに掲載している製品は、装着者にあわせて義肢装具士の方が製作・適合確認し、必要な場合、修正・加工してご使用いただく製品の一例です。ご検討の際は、義肢装具士の方までご相談ください。

  • 【短対立装具】ランチョ型

    【短対立装具】とは、手関節のコントロールが可能な時は、手関節を固定せず母指を他の指と対立位に保持する目的の装具です。
    ランチョ型は、長対立装具の前腕部、手の関節部分を除いた装具です。
    手の関節の保持が必要ない場合に用いられます。
  • 【短対立装具】硬性

    硬性は、プラスチックで型採りされた装具で、母指(親指)を対立位に保持します。
    水に濡れても大丈夫な素材で作られ、軽量なのが特徴です。
  • 【長対立装具】ランチョ型

    【長対立装具】とは、手関節のコントロールが不可能な時、手関節を固定し母指を他の指と対立位に保持する目的の装具です。
    ランチョ型は、母指(親指)を他の指と対立位に、または手の関節を背屈位に保持するための装具です。
    母指を保持するために支柱が取り付けられています。
    ●ランチョ型は、主に金属で作られています。
    ※背屈位とは、手の甲の側に関節を運動させる向きのこと。
  • 【長対立装具】ダイナミックスプリント

    【長対立装具】とは、手関節のコントロールが不可能な時、手関節を固定し母指を他の指と対立位に保持する目的の装具です。
    ダイナミックススプリントは、症状に応じて、指の伸展補助装置をつけることができます。
    またMP関節を屈曲位に保つMP伸展ストップ(虫様筋バー)なども取り付けられます。


  • 【長対立装具】硬性

    【長対立装具】とは、手関節のコントロールが不可能な時、手関節を固定し母指を他の指と対立位に保持する目的の装具です。
    硬性は、母指(親指)を他の指と対立位に保持し、同時に手の関節を背屈位に保持するための装具です。
    ●プラスチックで作られています。
    ※背屈位とは、手の甲の側に関節を運動させる向きのこと。

  • 【把持装具】エンゲン型

    【把持装具】とは、把持動作(掴む動作)が不可能な時、手関節の掌屈、背屈動作を利用して、つまみ動作を行う装具です。
    エンゲン型は、母指(親指)を対立位に固定し、示指(人差し指)と中指、母指(親指)で3点つまみをする装具です。
    MP関節と手関節部分に継ぎ手があり、手関節の背屈運動によりつまみ運動をできるようになっています。


  • 【手背屈装具】バネル型

    【手背屈装具】とは、手関節を軽度背屈位(手の甲側)にして、安定保持を目的とした装具です。
    バネル型は、手の関節を背屈位(手の甲側)に保持するための装具です。コックアップスプリントとも呼ばれます。
    手の関節部に板状のバネを用いたタイプで、多少、関節を動かすことができます。

  • 【手背屈装具】オッペンハイマー型

    【手背屈装具】とは、手関節を軽度背屈位(手の甲側)にして、安定保持を目的とした装具です。
    オッペンハイマー型とは、コックアップスプリント(バネル型)の可動タイプです。
    前腕部から手関節にかけてピアノ線が用いられ、手のひら部分を背屈位に保持します。
    橈骨神経麻痺などに用いられます。
  • 【手背屈装具】トーマス型

    【手背屈装具】とは、手関節を軽度背屈位(手の甲側)にして、安定保持を目的とした装具です。
    トーマス側は、前腕の背側の金属板につけられたピアノ線やゴムの弾力を利用して、MP関節の伸展補助をして手関節の背屈位(手の甲に向ける動作)を保持する可動装具です。
  • 【手背屈装具】硬性

    【手背屈装具】とは、手関節を軽度背屈位(手の甲側)にして、安定保持を目的とした装具です。
    硬性は、プラスチックで製作されるコックアップスプリント(バネル型)で、手の関節を背屈位(手の甲側)に保持する静的装具です。
    主に橈骨神経麻痺などの下垂手に用いられます。